歯を失う原因のトップである「歯周病」は日本の国民病でもあり、なんと日本人の35歳以上の約8割がかかっている病気です。

そして歯周病は歯を失うリスクだけでなく、様々な病気のリスクが上昇することもわかっています。心臓病や低体重児出産のリスク、そして一番有名なのが糖尿病を発症・悪化させやすくなることが知られています。

新型コロナが流行し、糖尿病などの基礎疾患がある方は重症化になりやすいなどの事実がわかってきたなかで、日頃からお口の健康を維持し、身体全身の病気を起こさないように心がけることがこれからはさらに重要になってくるでしょう。

それには、歯周病を起こさない、歯周病にかかっている場合は治療で症状を改善していくことが体全体の健康にもつながっていきます。歯磨きの際に出血する、口臭が気になるという方は歯周病にかかっている恐れがありますので、歯科医院で診てもらうようにしましょう。もちろん症状が無くても定期的な歯科検診を受けることをおすすめします。