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歯科医院の基本の感染予防① 〜医療器具の滅菌〜
東京では再び多くの新型コロナ感染が報告され、不安な日々を過ごしていると思います。当院では、さらに感染予防に力を入れて安全な治療を心がけていますので、安心してご来院下さい。
今回は、皆さんも気になる歯科医院での「感染予防」にフォーカスしてお話していきたいと思います。歯科医院はお口の中を直接触ることや飛沫も多いので、他のクリニックと比べても普段から感染対策には特に力を入れています。
歯科医院で常日頃から私たちが行っている基本的な感染予防は以下がメインです。
・医療器具の滅菌と適切な保管
・手指衛生
・医療従事者の感染予防
・院内環境を整える
今回は「医療器具の滅菌と適切な保管」についてお話していきますね!
私たちが歯科治療に使う器具は、常に適切な方法で滅菌・消毒され使用しています。
使用後は、エタノールで拭き取り消毒、その後は丁寧に洗浄、さらに専用の薬液に浸して消毒を行った後に、専用のパウチに入れて高温高圧のオートクレーブという特別な機械で完全に滅菌していきます。
1つの器具でも4段階ほどのステップを経て、徹底的に衛生管理が行われているんです。(器具によっては異なる消毒方法のものもあります。)
滅菌後も専用パウチに包まれたままなので、器具が菌などに触れることなく、治療をするときに開封していくようにしています。